FIRE

「FIRE(セミリタイア)」を本気で目指すなら、まずは「世の中の少数派」になるということを理解し、覚悟する

どうも、おれんじ(OLANGE)です。

当然のことですが「FIRE(セミリタイア)を達成している人」って世の中の少数派ですよね。

ということは「FIRE(セミリタイア)を目指す」=「世の中の少数派を目指す」ということなんですね。

これって当たり前の様に聞こえるんですが、本当の意味で理解出来ていないと「FIRE(セミリタイア)」達成から遠のいてしまいます

今回はこの「当たり前の事実」を、スピリチュアルな話に寄りすぎず、具体例を出しながら深堀りしてみたいと思います。

目次

具体例①:「預貯金」か「投資」か。

まずはこれです。

■世の中の多数派:「預貯金」で資産を作る。

■世の中の少数派:「投資」で資産を作る。

世の中の多数派、特に僕の親世代である50代、60代以上の人は特にこの意識だと思います。

「貯金!貯金!とにかく貯金!株なんてギャンブル!大損して終わり!そもそも投資で儲けるなんて人としてダメ!」

敢えてちょっと極端に書きました笑。

でも、こんな考え方の人って少なくないですよね。

長年に渡ってこういうマインドセットを強烈に築き上げてきた人は、もう「貯金こそが正義!株式投資なんて悪!」と強烈に刷り込まれているんだと思います。

でも貯金(預金)しかしていないと、決して「FIRE」に辿り着くことは出来ません

それは、「FIRE」の定義自体が、そもそも投資で「マネーマシン」を作ることを前提としているからです。

「マネーマシン」については既に▼こちら▼の記事で書いているので、「マネーマシンって何!?」という方は参照してみて下さい。

そういう訳で、「FIRE」を達成したいのであれば、世の中の少数派である「投資」を始めて「マネーマシン」を作らないといけない訳ですね。

では一方で、「僕の親世代である50代、60代以上の人」が貯金(預金)こそが正義!と言っているのが間違いかと言うと、必ずしもそういう訳ではないんです。

貯金(預金)こそが正義!!!という、「そういう時代があった」という事実

2021年の現代において、株式投資で「マネーマシン」を作り、長期投資を見据えて「FIRE」を目指す・・・。

こういう人が目指す期待リターンは「年利回り5~7%」という世界です。

でもこの「年利回り5~7%」を、株式投資ではなく「実質ほぼノーリスク」で実現出来るとしたら絶対そっちの方がいいですよね?

実は「そういう時代があった」んですね。

今からおよそ30年前くらいの時代、日本が「バブル景気」に沸いていた頃や、「バブル崩壊」後もしばらくは続いていた話ですが・・・

■預貯金で年利回り6%以上を叩き出していた

これは事実として、本当に「そういう時代があった」んです。

だから上の世代の人ほど「貯金(預金)こそが正義!!」という思考回路になっているんですね。

それは事実としてそういう時代があったんだから仕方のないことです。

でも、少なくとも2021年の現代では、残念ながらそんなにうまい話はないので、「FIRE」を目指すなら株式投資などで「マネーマシン」を構築する必要がある訳です。

具体例②:「給与所得のみ」か「事業所得がある」か。

■世の中の多数派:会社員として働き得られる「給与所得のみ」が収入源。

■世の中の少数派:自分の事業を持ち「事業所得」を得ている。

世の中の多数派は「給与所得のみ」を収入源とする、サラリーマンの方が大多数です。

大企業に勤めて定年まで一つの企業で働いて、もしくは公務員になって定年まで働いて、退職金をガッポリ貰って年金生活・・・

これこそが「正義」だと思っている人が圧倒的多数です。

そしてこれも、僕の親世代である50代、60代以上の人は特にこの意識が強いです。

しかし、2021年の現代では必ずしもこのルートが「間違いのない正解」とは言い切れなくなっています

日本が誇る世界一の自動車メーカー「トヨタ自動車」の社長が大々的に「終身雇用、年功序列の維持はもう限界でーす」なんて公言したり、メガバンでも大量リストラを断行したり、退職金だってあらゆる企業で年々減ってきている訳です。

これが「事実」です。

嫌だとか、おかしいだとか、何だとか言っても仕方がない、客観的事実なんですね。

たとえ「誰もが名前を知っている超大企業」だとしても、一つの会社のみに完全に依存して勤め続けるのが正解の時代では無くなってきています。

そこで重要になってくるのが、収入源を複数持つ、つまり「事業所得を持つ」ということです。

そもそも「お金持ち」と呼ばれる人は大抵「事業所得」を持っている

一つの会社のみに依存しないというのも大事ですが、結局はこれです。

お金持ちって呼ばれる大概の人が「事業所得」を持っているんです。

これは逆説的に言えば「サラリーマン、給与所得だけでは限界がある」ということなんです。

例えば「年収1000万円のサラリーマンです」と言うと、「すごい!高年収!抱いて!」と、こうなりますよね笑。

でも「サラリーマンで年収1000万円」というのは、「税金や社会保険料がエグい」、「将来的な爆発力が弱い」という点で弱点があります。

一方で自分の事業を持ち「事業所得」を得ている人は、「税金や社会保険料をコントロールできる」、「爆発力があり、期待リターンは青天井」といった強みがあります。

これが、「お金持ち」と呼ばれる人が大抵「事業所得」を持っているというシンプルな理由です。

大企業で定年まで勤めあげる事こそが正義!!!という、「そういう時代があった」という事実

この話も、「かつてはそれが良いとされる時代もあった」という話ですね。

「終身雇用」で基本的に定年まで雇用は確保され、「年功序列」で放っておいても年々給料は上がり続け、退職金はガッポリ・・・。

かつての日本では「そういう時代がありました」。

でもこれは、あくまで「そういう時代があった」という、「過去の話」なんですね。

先述した通り、「超一流とされるような大企業」でさえ、かつてのシステムは崩壊し始めています

「超一流とされるような大企業」でさえそうなんだから、僕を含む「そうでない企業」に勤めている人は、会社の将来を楽観視しすぎるのは危険です。

僕の様なアラサー、それ以下の世代では、こんな「かつての大企業像」を夢見ていると「叶わない夢」になってしまう可能性がまあまあ高いんですね。

今の50代前後以上の「逃げ切り組」は「かつてのシステム」に乗って逃げ切れるであろう羨ましい世代ですが、僕を含むアラサー以下の世代は「今の現実」を見る必要があります・・・

FIRE(セミリタイア)、世の中の少数派を目指す「覚悟」

結局、最後の最後はどうしてもスピリチュアルな、メンタルの話になってきますね笑。

世の中の少数派を目指す「覚悟」っていうのは、僕の中ではこんな風に思っています。

「普通の人」から「普通のこと」を聞いているだけでは、「普通の人生」にしかならない。

「FIRE(セミリタイア)」とか「働きたくない」とか「普通じゃないこと」を実現したいならば、「少数派になる覚悟」が必要。

その「覚悟」とは、多数派の意見・圧力に負けずに「正しい少数派」の情報を集めて、自分の人生に落とし込む、ということ。

(ただし詐欺やぼったくりには要注意)

こういう意識、考え方で「多数派から外れたことをする」ことでしか「多数派から外れ、少数派になる」ことは出来ません。

何度も繰り返しになってしまいますが、「多数派と同じこと」をしていたら当然、多数派と同じ様にしかならないんだから、ごく少数派の「FIRE(セミリタイア)」なんて達成出来るはずが無いのは考えるまでもありません。

でも、世の中の「働きたくない」と言っている多くの人は、口では「働きたくない」とか「仕事やめたい」とか言いながらも、どこかで妥協して、仕方ないと思って、働くしかないと思って、日々働いているんだと思います。

「本気で働きたくない」と思って、働かなくてもよくなる方法を本気で探して、考えて、実行してみる、っていう人は少数派だと思います。

まあそもそも「本気で、本気で死ぬほど働きたくない」っていう僕みたいな人自体が、そもそも少数派なのかもしれませんが笑。

世の中の働くサラリーマンは案外、仕事にやりがいとか生きがいとか感じて、「まあいいでしょう」くらいの心持ちで働いているんですかねえ。

「多数派」で心地よく暮らしている人は、それが一番幸せなのかもしれません。

でも僕は、本当に、ガチで、死ぬほど、喉から物理的に手が出るほど働きたくないので、少数派になる「覚悟」をして、少数派である「FIRE(セミリタイア)」を目指しています

さいごに

書きたい放題書いていると長くなってしまいました笑。

(これでも頑張って短くしようと努力したんですが・・・)

世の中の多くの人が持っていないけど、お金持ちは必ずと言っていいほど持っているもの、「投資により構築している資産(マネーマシン)」と「事業所得」、この2つを手に入れる所から「FIRE(セミリタイア)」への道が始まります。

そして、個人的には何よりも「FIRE(セミリタイア)を目指す覚悟」が、結局一番大事だと思っています。

信念が固まっていないとすぐにブレてしまいますからね笑。

という訳で、「本気でFIRE(セミリタイア)を目指す!」と決めたのであれば、「少数派になるという覚悟」を決めましょう!

ではでは~~