どうも、おれんじ(OLANGE)です。
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目次
投資信託で最低限これだけ覚えておけば初心者でも戦える10の用語
その4「インデックス運用」
「インデックス運用」とはズバリ、「ある指数に連動した運用」のことです!
「ある指数」とは、例えば「日経平均株価」の様な、市場の動向を表す指数のことです。
そういった、「ある指数」の値動きとピッタリ同じになることを目指して運用するのが「インデックス運用」です。
「インデックス運用」とか、「インデックス投資」とか、「インデックス型投信」とか、「インデックスファンド」とか、様々な文脈で使われる言葉ですが、意味している所は基本的に全て同じです。
「インデックス運用」と「アクティブ運用」
「インデックス運用」とは逆の運用方法である「アクティブ運用」を理解することで、「インデックス運用」がよりイメージしやすくなります。
「アクティブ運用」とは「指標を上回る成果を目標とする運用」のことです。
つまり、人間があれこれ頑張って考えて、例えば「日経平均株価」の値動きを上回るリターンを出そう!ってやつが「アクティブ運用」です。
これに対して「インデックス運用」は指標に沿うことを目標としているので、一見「アクティブ運用」の方が儲かりそうですよね。
長期運用では「アクティブ運用」は「インデックス運用」に勝てない
投資のプロ集団がガチで頑張って運用するんだから「アクティブ運用」の方が優れてそうな気がしますが、実はそうじゃないんです。
長期運用を前提とした場合、「アクティブ運用」よりも「インデックス運用」の方が優れている、ということは歴史が証明してきたのです。
これはあの投資の神様、「ウォーレン・バフェット」も認めるところなんです。
投資の神、トップオブトップですら「いやーやっぱインデックス運用強すぎるわ、勝てねー笑」って言っているんだから、これはもう、そうなんです笑。
「アクティブ運用」はコストで「インデックス運用」に負ける・・・
「アクティブ運用」が「インデックス運用」に負けるのは、何も「相場を読むのが難しいから」という理由だけではありません。
「アクティブ運用」は人間が頑張ってあれこれ考えて運用するので、その「人間が動く」分のコスト、つまり手数料が掛かるんです。
「インデックス運用」では「指数」に連動させる運用なので、人が動くコストを最小限に抑えられます。
この「コストの差」が、「インデックス運用」と「アクティブ運用」との勝敗を分ける決定的な差になります。
「インデックス運用」における代表的な「指数」の例
「インデックス運用」は「指数に連動する運用」ということは説明しました。
じゃあその「指数」って例えばどんなやつがあるの?ってことで、代表的な「指数」をいくつか紹介します。
日本の代表的な「指数」
「日経平均株価」・・・日本で一番有名な?指数。「日経225」とも言われる。東証一部上場企業は約2000社ちょっとあるが、そのうちの代表的な225社から構成される指数。
「TOPIX(トピックス)」・・・これも日本の代表的な指数の一つ。「東証株価指数」が本名だがトピックスと言われることの方が多い。「日経平均」が225社から構成されるのに対して、「TOPIX」は東証一部上場企業全体から構成される指数。
アメリカの代表的な「指数」
「S&P500」・・・アメリカの代表的な指数の一つ。アメリカの上場企業のうち代表的な500社から構成される指数。投資にあまり馴染みがないと聞き慣れない指数かもしれないが、投資の世界では「アメリカと言えばこの指数」くらいの有名&人気指数。
「NYダウ」・・・アメリカの代表的な指数の一つ。「ニューヨークダウ」。投資に馴染みがない人でもこれは聞いたことがある!ってやつですね。これは「工業株30種平均」とも言うように、30社から構成される指数。たった30社なんだ、と思う人も多いはず。
「NASDAQ100」・・・これもアメリカの代表的な指数の一つ。「ナスダック100」。ナスダックに上場する会社のうち、金融業を除いた時価総額上位100社で構成される指数。単に「ナスダック」と言うと「NASDAQ100」のことを指すことが多いが、市場自体のことを言ったりNASDAQ総合指数のことを言ったりしてややこしい。でも細かいことは覚える必要は無い笑。
さいごに
色々言ってきましたが、難しいことはさておき重要なのは「インデックス運用こそが現代における最強の運用方法」であるということです。
「インデックスは最強」とさえ覚えておけばとりあえず大丈夫です笑。
最終的な投資判断は個人の自由ですが、よほどの理由が無ければ「アクティブファンド」を買うのはやめておきましょう笑。
つづく・・・