FIRE

【FIREの定義】そもそも「FIRE」とは何か?僕の考える「FIRE(セミリタイア)」

どうも、おれんじ(OLANGE)です。

FIRE、FIRE、って言っていますが・・・

そもそも「FIRE」って何!?!!???

っていう所を改めて押さえておきたいと思います。

目次

「FIRE」=Financial Independence,Retire Early

好き勝手書く前にまずは、教科書的な話をしておきます笑。

Financial Independence,Retire Early

これらの頭文字を取って「FIRE」です。

直訳すれば、「経済的独立、早期退職」ですね。

よく「セミリタイア」とか「アーリーリタイア」とか言われているのとほぼ同義です。

経済的独立=Financial Independence

「FIRE」において定義される「経済的独立」とは、平たく言えば「働かなくても生きていけるという状態」を指しています。

一般的には、学生時代を終えて社会人として働き出したら「経済的に独立した」みたいなイメージですよね。

でも「FIRE」という思想においてはそうではありません。

「労働市場からの独立」を以って初めて「経済的独立」と言えるのです。

つまり、サラリーマンとして労働市場でサラリー=給料を貰って働かなくても、自分の持っている資産だけで生きていけるよ、という状態ですね。

強そうで単純にカッコいいですよね笑

余談ですが、昔「インデペンデンス・デイ」って映画ありましたよね?

アメリカ独立記念日の直前に、クソデカいUFOが地球を襲いに来るやつです。

僕はあの映画で「Independence」は「独立」という意味なんだと覚えました。

早期退職=Retire Early

「早期退職」については特に難しく考えなくても、そのままの意味ですね笑。

「FIRE」という言葉が流行り出すよりも前から「アーリーリタイア」という言葉はよく使われていましたよね。

ただ、単純に言葉の意味だけ取ると「アーリーリタイア」は「会社を辞めさえすればアーリーリタイアじゃん」という、屁理屈が通ってしまいます笑。

僕が明日会社を辞めて、「はいアーリーリタイア達成~。イェ~イ」って言えてしまうんですね笑。

そういう屁理屈を理詰めで駆逐する為に、より補完された言葉が「FIRE」ですね笑。

「FIRE」達成の定義

「FIRE」達成の定義としては、基本的には以下の通りです。

年間生活費の25年分の資産を作る。

・上記の資産を利回り4%以上で回す

実にシンプルで分かりやすく美しい「ゴール」ですね。

シンプルイズベストですね。

詳細はここでは書きませんが、この「ゴール」の定義は偉い人達が研究に研究を重ねて、「これならいける!!!」と結論付けた物の様です。

「偉い人達が言っているから」という考え方は危険ですが、色々考察していくと「まあ確かにいけそうだな」という所に辿り着くと思います。

そしてこの定義を見て気付くことがあると思います。

「FIRE」は、単純に「いくら(何円)貯めればいい」という訳ではない

ここが一番面白い所ですね。

一般的に、というか僕も学生時代には次の様に考えていました。

「サラリーマンの生涯年収が2億円とか3億円とか言われてるんなら、宝くじで3億円当たれば働かなくてよさそうだなあ・・・。」

これは、「いくら(何円)あれば一生働かなくていいかな」という考え方ですよね。

この思考法の根本には「持っている貯金をひたすら取り崩し続けて生きていく」という大前提があります。

しかし、「FIRE」の考え方は違います

「FIRE」は、保有資産を減らさずに、保有資産から生活費を生み出し続けて生きていく

これなんです。

「3億円の貯金があれば何年戦えるから・・・」ではなく、

「年間生活費の25年分の資産を、年利回り4%以上で回す」ことにより、半永久的に、保有資産を減らすことなく、生きていけるという理論なんです。

驚きですね笑。

「年利回り4%以上で回す」という言葉から分かりますが、「FIRE」で必要な「資産」とは、「貯金(現預金)」ではなく、「株式や投資信託などの有価証券」になります。

投資して資産形成して、投資リターンで暮らすということですね。

最近よく「マネーマシン」とか「キャッシュマシン」とか言われているのは、これのことですね。

具体的な手法とかは、また別の記事で詳しく書くことがあると思います。

そして、最も重要なのが「年間生活費の25年分」という所です。

「年間生活費」は人それぞれ=「FIRE」も人それぞれ

「年間生活費」って人によって違いますよね?

ということは、「FIRE」達成の条件も人によって違うという事なんです。

そして、もう少し突っ込んで言えば、「FIRE達成の条件は自分である程度コントロール出来る」ということなんです。

これが、ゲーム感覚で楽しめる所なんですね笑。

具体例で考えると分かりやすいです。

■年間生活費が500万円のAさんの場合。

 →500万円×25年分=1億2500万円の資産でFIRE達成

■年間生活費が400万円のBさんの場合。

 →400万円×25年分=1億円の資産でFIRE達成

■Bさんが頑張って年間生活費を300万円にすると・・・。

 →300万円×25年分=7500万円の資産でFIRE達成

それぞれの人にそれぞれの「FIRE」があり、ゴールは自分の力である程度コントロール出来るということです。

さいごに

色々書いてきましたが、最後に個人的な見解を書いて終わりたいと思います。

個人的には、あくまで個人的には「FIRE」は、「働きたくない」を最もカッコよく、最もポジティブに、最も合理的に実現することだと思います。

そして、「FIRE」という言葉そのもののイメージを上げることによって、「働きたくない」をゴリ押しで正当化しようとしているんだと思います笑。

「FIRE」=「火」=「アツい」ってな感じで、情熱的な、プラスのイメージを持たせやすいですからね。

「働きたくない」と言うと、「ダメな奴」という見られ方をしますが、「FIREを目指している」と言うと、「頑張ってる奴」とか「なんかよく分からんけど凄そうな奴」って見られますよね、たぶん笑。

だから「FIRE」って言葉が作られたんだと思います。

要は、目的が既に先にあって、それに合わせて作られた言葉、っていうよくあるパターンのアレですね。

そして僕もこの「FIREムーブメント」に乗っかろうと思います笑。

なんとしても学生時代からの夢「働きたくない」を、「FIRE」という言葉に言い換えて実現したいと思います笑。

ではでは~~